本年は4月20日からです。二十四節気は深く考えられている先人の知恵です。

あらゆる社会活動が活発になり始める頃で、あっという間に過ぎる頃です。

穀物を潤す春の雨に恵まれる「穀雨」。

長く降り続く雨は「春霖」(しゆんりん)と呼ばれる。そして雨が降った後は気圧の関係で一時的厳しい寒さに見舞われることも多く「寒の戻り」と呼ばれています。

一説ですが春先眠気に襲われるのは脳が体温調節に疲労しているからだと言われています。

立春から数えて88日目の夜を「八十八夜」と呼ぶが、「八十八」の字が「米」という字に成り立つことからも農作物に縁起の良い日とされています。

昔の人の知恵に驚かされます。

(追伸)

K君のきれいな写真をどうぞ。

左は伊豆七島・新島(にいじま)の白ママ断崖、後ろの島は神津島(こうずしま)。ママとは新島の方言で「崖」を意味します。

右は鵜渡根島(うどねしま)(手前の島)伊豆七島・利島(としま)(後ろの島)、遠景は富士山と伊豆半島です。