アルコール飲料はWHOの専門組織であるIRACも確認した発がん性物質で多くのがんを誘発する。
日本人には酒に弱い高リスクのグループがあり、自分が高リスクと分かったら飲酒は控え、がん検査をすべきです。
IRACによるとアルコール飲料は「発がん性がある」と確認された最上位の「グループ1」。口腔・咽頭、喉頭、食道、大腸、肝ぞう、乳癌のリスクも増大させます。
さて人は酒に含まれるアルコールをまずアセトアルデヒドに分解し、さらにアセトアルデヒドを酢酸へと分解して無毒化する。
しかし、東アジアの人の4割は分解酵素が生まれつきないか働きが弱い。酒に弱い人は強い人に比べ飲酒後の唾液中のアセトアルデヒド濃度がより高く、がんにつながるDNAの損傷がより多いことも研究で判明しています。
少量の酒で赤ら顔になる人は高リスク群なので定期的に胃カメラを受けて下さい。