100年前にスペイン風邪が世界中に流行しました。

ここからは、7月27日の日経「春秋」からの引用です。

日本でも少なからず感染した。芥川龍之介もその1人である。1918年11月から翌年にかけての書簡にはこんな言葉が並んでいる。

「スペイン風邪でねてゐます」「僕のはたちが悪いんぢゃないか」「辞世の句も作った」

そんな中で、ふと目を引くのが知人たちへの気遣いである。「うつるといけないから来ちゃ、駄目です」と。

そして100年後の今、私たちはウィルスとの長い戦いの中にいます。

2月頃には、かなり減ったと思い込んでいたが、気づけば仰ぎ見る急カーブの感染拡大である。「サル痘」も現われた。

政府はコロナとうまく共存していく社会を作ると胸を張るが、皆さん、政府方針に納得していますか?