私達は日頃、様々の「縁」の中で暮らしています。身近なものは「血縁」。それと居住している場所を基本のつながりとする「地縁」。

日本の村社会はこの2つが強力に絡み合った集団で日常生活はもちろん、神事、冠婚葬祭、防犯などに効果を発揮しました。

しかし都会への人口流出により「血縁」も「地縁」もうすくなってしまいました。

そして居住地での「地縁」を持てない孤立する人が増加しています。

インフラ整備により一見、1人で暮らせるような気がしますが、やはり人の縁は大事です。

「孤独死」などはその典型です。

皆さん、人は様々な縁の中で生かされていることを感謝して生きて下さい。