日本語には体の様子で心の状態を示す言葉がたくさんあります。

①引け目を感じる様子は「肩身が狭い」

②威勢がよくて得意な態度をみせて「肩で風を切る」

③怒った時は「腹が立つ」

④覚悟を決めるときは「腹を据える」等。

他に心の状態を体の部分で表現しているものもあります。

①身近な人を亡くすと「胸にぽっかり穴が開く」

②傷みやすい魚とは「足がはやい」

③うどんに「腰がある」等。

理性を働かせて論理的思考で仕事を行うことも大事ですが「からだ言葉」のように感覚や感性で物事を捉えることも大切です。