今年は20世紀美術の巨匠、ピカソが死去して50年となった。世界各地で特別展が開かれる等、ピカソへの関心が高まっている。

ピカソは1881年にスペインで生まれフランス・パリで活動した。第二次世界大戦後、南フランスに拠点を移しバロリスで陶芸を本格的に学んだ。制作した陶器作品は400点に上る。バロリスは今も多くの陶芸家が活動拠点にしている。町の中心にピカソ美術館があるほか、ピカソが通っていた理髪店の散髪台も保存されている。

パリのピカソ美術館でも今年3~8月、英ファッションデザイナーのポール・スミスさんが演出を手がけた回顧展が話題になった。

私が子供の頃、友人がきれいな絵を画いたら「ピカソだね」という風によく使っていました。