人間は「気にする」動物である。ちょっとしたすき間が出来た時に何を考えるか?
一番、辛いのは楽しいことより気になっていることや不安な事を反すうして頭がすっきりしないことが多いです。神田東クリニックの高野知樹先生の論文を読んでみました。
生体には疲労した箇所を上手に放置することで元の状態に近づこうとする機能がある。例えば右手で重たい荷物を運んでいて疲労してくると左手にいつの間にか持ち替えます。孫のゆうりを見ているとやはりそうでした。
つまり手を入れ替えることで右手を休ませて機能を回復しているわけである。高野先生は「右手と左手の法則」と名付けています。
ただ脳はなかなかの働き者で休むことがとても苦手。ぼんやりとしているときでも機能停止しないでDMNという神経活動が起きている。DMNによって建設的なひらめきが起きる一方で、不快な情動もうごめく。そこに「右手と左手の法則」を応用する。
恐怖や怒りがわいたときにラジオを聴くと、そちらに集中していやなことから離れられる。仕事が終わったら五感を通して植物を観たり雲の形や動物を見る。
不快なことにあまりつきあわないように他の仕事を脳にさせて下さい。
まりかが移りゆく秋を楽しんでいます。しかし、今年も「秋」がはっきりしません。
夏からいきなり冬に。動植物生態系に非常な変異をもたらすと色々な方面の学者が4~5年前より警告してきました。おそらく日本は夏➡冬の「二季」になるというのは当たっていそうです。「もみじ」ってなあに?と、まりかが尋ねてくる日も近そうです。
くったくなく遊ぶ孫を見るとかわいそうな気もしています。
とに角、今は思いっきり遊んで欲しいと思います。