12月に贈る品物や年末に贈り物をする風習を「お歳暮」と称していますが、元々「歳暮」は「年の暮れ」を指す言葉です。
日本では年の暮れに日頃お世話になっている人に感謝を伝える「歳暮回り」が行われていました。
その際に手土産を持参する習わしが贈り物をする風習となり、その品物を「お歳暮」と呼ぶようになったと言われます。
こうした習慣は高度経済成長を経て生活に余裕が生まれた頃から一般化しました。
ただ何も考えずに形式的に行っている場合は贈る意味は薄れてしまいます。
「今年一年の感謝を伝える」という心を込めて贈って下さい。