コロナでなかなか乾杯をすることが少なくなりましたが、乾杯でグラスを鳴らす文化を調べてみました。
すると西洋の宗教的な儀式や悪魔ばらいがはじまりだったようです。互いの飲み物が飛び散り混ざり合っても毒が入っていないという意思表示で行われていたとの説もあります。
さて、結婚式場やフォーマルなレストランでは繊細な細いグラスを使用していることが多いので、傷がつかないように音を立てることは避ける方が無難です。もし割れてしまったら、その場の雰囲気を壊してしまいます。
グラスを鳴らさない乾杯の仕方は唱和をしながらグラスを目の高さまで持っていきます。そしてグラスを上げたまま、隣や近くにいる人とアイコンタクトや目礼をします。
ひと口、グラスに口をつけて飲んでから最後にテーブルにグラスを、そっと置いたら拍手をしましょう。
とに角、明るく乾杯をして、その場を楽しくふるまって下さい。