今から50年前の1974年にセブンイレブン第1号店が登場しました。コンビニのはじまりです。今やその数、5万店の巨大産業に成長しました。

とてつもない「便利さ」を手に入れました。

何と言っても年末年始。私はまだ東京に居た頃の話。みんな、年末に買いだめをして1月4日までの備蓄をしていました。大学の医局の後輩達(独身連中)が我が家にやってきて食事の提供をしました。家内は大変だったと思いますが、今でも年賀状に「その折は大変お世話になりました」と書いてくる(今は偉くなった)ドクター達がたくさんいます。

その当時を思い出すにつけ、正月でもいつでも何時でも買えるコンビニに敬意を払うべきと思います。それとコンビニのもたらした文化は言葉を縮めることでしょう。コンビニエンスストアが「コンビニ」等、短縮文化が流行となりました。ファミマ、ファミレス、連ドラ、キムタク等々。

一つ心配なのは人手不足で「年中無休24時間」が維持できるかどうか?彼らの「眠れぬ苦労」を社会全体(政府も含めて)で考える時期だと思います。

(追伸)

庭に咲き始めた侘助(わびすけ)。調べると、ツバキより小ぶりで一重咲きの花。半ばまでしか開かない「筒咲き」が特徴とあります。

人間だと半人前かな、と悲しく思いますが更に調べると、質素で静かなる侘び寂びの世界で茶花として愛好され、花弁を散らさず花のまま落ちる、と。

花言葉は「控えめ」だそうです。