心身の健康を守るためには十分な睡眠が大切です。愛犬、キー君も暇があれば眠っています。
人間以外の動物は簡単に眠れていますが、人間は簡単に眠れない動物なのです。何故でしょう?
睡眠学の学者によると、原始時代にぐっすり眠っていた祖先は動物に襲われて命を落としていた、と。そして、ちょっとした物音に反応して目が覚めるような敏感な人達が生き延びて現代の私達につながっているそうです。
規則正しく寝ようという考えが刺激になり、睡眠を妨げます。
しかし患者さんを診ていると、ものすごく個人差があり、睡眠薬がないと眠れない人と横になったらすぐに眠れる人が居るのは事実です。そして明日に大事なイベントがあると考えるだけで神経が高ぶって眠れない、という何とも繊細な生き物です。
結論は「あまり時間にこだわらない方が良い」との事です。